true harmony

短文文化のこの時代に、感じたこと、考えたことを徒然なるままに。

【感想】2018/1/6 ゆるめるモ! - YOUTOPIA TOUR FINAL AT ZEPPTOKYO

半年ぶりのゆるめるモ!

帰省から返ってきて、一日目の東京であり、新年一発目のLIVEはゆるめるモ!でした。

ゆるめるモ!は6人での解散LIVEの時が、人生初アイドルの単独LIVEで、それ以来、リリースツアーのFINAL公演は大体参加している。

LIVEがいいなーって感じさせられるアーティストで、今日のLIVEも良いLIVEだったなー。

YOUTOPIA TOUR FINAL AT ZEPPTOKYO

NEW WAVE STAR TOURSは未参加だったので、約半年ぶりのライブだった。(正確には夏の魔物で少しだけ観たのだが、仕事の電話ですぐに強制退場。)

今回は生演奏ではなく、演奏がオケだった、物足りなさは感じなかった。むしろそれによって、4人に集中できる形態だった。代わりに曲中にステージ上のアップを写す映像を流したり、コンセプト映像を流したり、歌詞を流すなど演出面に力が入っていた。また、曲間にもドラマ仕立ての映像で繋ぎを行うなど、ここでも新しい試み。

セットリストも終盤までアルバム曲のみで構成されており、一貫して、ユートピアという世界観を表現することに注力した演出だった。

しふぉんは、いつもと打って変わって曲中あまり客を煽らなかった。ようなぴは前よりも歌に感情がたくさん乗るようになった。けちょんは初期メンバーとしてチームを背負う意志を感じさせるような安定感があった。あのは、天性の才能と勘の良さはそのままに前よりも周りが見えるようになったように思う。全体のバランスを見たり、ポイントを抑えれるようになった。そして、命を削るような表現も変わらず健在だった。

ダイブとリフトを禁止ではないが、注意する呼びかけによて、リフトは後ろで行われるようになり、リフトをする回数も減り、注目が客席よりステージに向きやすくなった。

歌詞を表示して演奏された曲がいくつかあったが、いずれも小林愛さんの言葉の力を感じた。昔は、言葉とメンバーがまだ噛み合ってないというか、メンバーも言葉の意味をおそらく咀嚼しきれてなかったと思うのだけど、昔の曲はメンバーが言葉に歩み寄り、新しい曲はは小林愛さんがメンバーに歩み寄ったことで、どの曲も説得力我ましたように思う。

また、彼女たちだから表現できること、歌えることを歌えていると思う。ひとりひとりがおそらく、今この曲たちを自分が歌う意味を、役割をおそらく感じていて、それが力になっているように見える。

お客さんの雰囲気ももガチ恋的な、俺の方を振り向いてくれ!感が薄れて、一緒にステージをつくる意識が高まり、メンバーを応援したり、見守る目線を持ちつつも、彼女たちが発するメッセージをまっすぐ受け取る空気感へと変化していた。

これから

今日、4人での再録ベストアルバムをファンの投票で出すことが発表されたので、特に好きな8人時代の曲がまたライブで聴けたり、新しい音源で聴けるのは嬉しくて、これからが改めて楽しみになった。

最近やっていなかった曲が復活する機会になるといいなー。昔の音源も再録してほしいと思っていたから嬉しい。

これからもアイドル界の異端児として応援しています!