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はとに豆鉄砲

SNS全盛期だからこそ、ブログが書きたくなりました。思いたったことを、たれ流すように書きます。 音楽の話とか、何かの感想を書いていきます。

【 渡辺淳之介:アイドルをクリエイトする 感想】 BiSは松隈ケンタと渡辺淳之介の情熱の物語だ。【宗像明将】

  

渡辺淳之介:アイドルをクリエイトする (MOBSPROOF EX)

渡辺淳之介:アイドルをクリエイトする (MOBSPROOF EX)

 

あらすじ

BiSの元マネージャーであり、現BiSHのマネージャーである渡辺淳之介氏へのインタビューを元に書かれた彼の半生とBiSでの挑戦を描いたノンフィクションである。読んでいてとにかく面白くて、熱かった。熱狂という言葉がとにかく似合う本だと思う。

渡辺淳之介氏と僕

渡辺さんの中学生時代は、音楽がとにかく大好きな少年で、そのエピソードは僕の中高生の日々とも重なるし終始共感しながら読んだ。

ADHD気質なところも僕と一緒で親近感がある。違うところは、渡辺さんはドロップアウトしたけど、僕はしなかった。渡辺さんは音楽をやるために早稲田大学に大検取って合格したけど、僕は努力せず入れる大学に進学した。そして、渡辺さんは大学を出てすぐに音楽で勝負をし続けてきた。

音楽業界で本気で勝負するために重要な精神とは何か、がこの本には書かれている。音楽で食っていきたいと思っている人、音楽を仕事にすることを夢見る人にぜひ読んで欲しい本だ。

松隈ケンタ渡辺淳之介

印象的だったのは、松熊ケンタ氏とのエピソードだ。松隈ケンタ氏は渡辺さんが手がけるアーティストの殆どの作曲とサウンドプロデュースをしているクリエイターだ。松隈さんは、元々avexBuzz72+ というバンドでメジャーデビューしていたのだけれど、売れずにバンドは解散していて、スタジオでバイトをしていた時に渡辺さんと出会っている。

この二人が音楽を語り合い、夢を語り合い、『いい音楽をつくりたい』と『売れたい』という強烈な野心・志を共有して、二人の挑戦が始まっている。

この挑戦のエピソードの中から音楽業界の現実も見えるし、音楽業界の厳しさも感じられる。しかしその中で、本気で立ち向かって彼らは成功した。何も知らない所からアイドルをつくって伝説になったその挑戦の数々は泥臭くてカッコいい。

プールイという強靭な存在もキーマンで、松隈さんやBiSの他のメンバーを含めて、渦巻く才能を昇華させたのが渡辺さんなのだと思う。

松隈さんは渡辺さんを天才マネージャーと評していて、渡辺さんはめっちゃかっこいいビジネスマンなのだと僕も読んで思った。

BiSという伝説

世界を変えずともBiSは業界を変え、多くのファンの人生も変えたはずだ。BiSはアイドル界の青春だ。BiSの解散ドキュメンタリーのノーカット版を観たんだけど、10万円チケットを買ったファン達が集合写真を撮りながら『金かえせー!』とコールをするシーンが一番すきだったな。「ああ、青春だなーすげえ楽しそうだなあこの人達」っていうのがめちゃくちゃ伝わってきた。


劇場版 BiSキャノンボール 2014 特報

これをつくりあげたのは、渡辺淳之介であり、松隈ケンタであり、プールイであり、本懸命にプレイヤーとして前に立ち続けたBiSのメンバーだったんだな。

そして、伝説は続く

今やBiSHはアイドルファン意外も巻き込んで売れまくっているし、BiSも今年プールイが新メンバーを率いて復活した。

そんなBiSの新曲のPVはめっちゃエモいし、曲はかっこいいし、何よりPVの中のファンたちから漂う2回目の青春って感じがすっごく良い。東京という舞台装置をここまで活かしたPVも中々ない。やっぱりアイドルは東京の中にいるからこそ、真の輝きを産むところがある。

これからも渡辺さん達には、熱いことを仕掛け続けてもらいたい。

あと、個人的な願いとしてはまた、バンドもプロデュースして成功させてほしいな。手法にこだわらない渡辺さんと松隈さんだけど、二人の中でバンドって形態は特別だと思うから。


CHANGE the WORLD / BiS-新生アイドル研究会-[OFFiCiAL ViDEO]

 

 

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