2年ぶりの細美さんは、同窓会のようなLIVEでした【MONOEYES - Cold Reaction Tour at Zeep Sapporo 11/27】
行ってきました!MONOEYES!
先行抽選あたって整理番号200番代だったのに、JRがまさかの90分停車して結局整理番号の意味がなくなったのは残念だったけれど、RSR以来のLIVEはとっても楽しかった!そして初だった冬のZeepは、終了後寒かった!
以下、感想です!
細身さんのMCからはじまる
会場はアットホームな空気に包まれていた。 開演10分前、細美武士の登場で会場のテンションは一気に舞い上がる。 一足早い細美さんが行ったのは、今日の諸注意。
・「青春時代を思い出しながら来た、おばさんの皆さん。もう身体は若き日とは違うからね。あの時と同じ調子だったら、肋骨が折れちゃうよ。みんな怪我しないように自分のペースで楽しんでいってね。」
・「LIVEが初めての人は、まず後ろの方で観て少しずつ前進していくのがおすすめだよ。」
ユーモアセンスをふんだんに含みながら、アーティスト自らが行う諸注意はアマチュアの企画LIVEのようで、気持ちが和む。それにしても細美さんはトークが上手い。
あの年から13年
13年前という言葉がMCで何度か発せられた。そう、13年前はELLEGARDENのファーストアルバム「DON’T TRUST ANYONE BUT US」が発売された年だ。13年前の僕は9歳でエルレなんて聴いたこともなかったし、そもそも存在すら知らなかった。
会場には30代〜40代くらいのお客さんがたくさんいて、まるで青春時代にリアルタイムだったリスナーの同窓会のようだ。先輩たちの宴におじゃまさせてもらうようなちょっぴり気恥ずかしい気持ちで、LIVEが始まった。
とにかく楽しそうで、楽しくなる
ステージの上がとにかく楽しそうだから、こっちも楽しくなる。そんなLIVEだった。演奏中のみんなが本当に心から楽しんでいる感じがして、笑顔になる。
MCは半分くらいが下ネタで相変わらずの細美クオリティー(笑)そして、それに加わるメンバーの乗っかり方のゆるさがプライベートな感じで、そこからもホーム感がただよう。
昔ドラえもんの歌で遊んでた人でしょ?な印象しかなかったスコット・マーフィーもオチャメでいいエッセンス。
伝えたい事があるから、音楽を奏でる
印象的だったのは細美さんの音楽に対するスタンスだ。 MCには、音楽を通してメッセージを伝えようとする意志があった。
My Instant Songの前には人間らしく生きたい思いを語ってくれたし、Just A Little More Timeの前には、辛い時に友達から手紙が届く嬉しさを語ってくれた。
アジカンもそうなんだけど、曲の内容に直結するMCを、近況やリアルタイムの時事と絡ませながら語るのが好きだ。”今”という現実と真剣に向き合い、明確にメッセージを伝えようとする姿勢が、表現者としてカッコイイと思う。
ちなみにこの日は、My Instant Songを2度演奏してくれました。持ち曲少ないので(笑)
まとめ
全編を通して、「音楽を愛していて、そんな音楽を自由に楽しんで欲しい。ライブハウスがその人にとって特別な場所であってほしい。」という彼らの極めて積極的な姿勢が自然に伝わって、そんな空気に包まれたLIVEでした。
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