true harmony

短文文化のこの時代に、感じたこと、考えたことを徒然なるままに。

東京を生きる

お互いに地元からの帰省から帰ってきたもの同士、東京のど真ん中、大手町で未悠とおでんを食べた。

今回の帰省を通して、僕は東京で生きることについてたくさん考えた。

十勝の小さな田舎町から出てきた僕たち。高校時代からちょっぴり独自の生き方をして、少し浮ついていた僕たちにとって、東京という場所は似合っている気がする。

自分が自分でいなければならない街、自分以外の誰にもなれなくて自分にしかなれない街。 ときには、地元で暮らすみんなにとっては意味不明なことを考えて生きている。

それでも心の隅には、地元を抱えている。大好きだった人たち、大好きだった場所。当時は何気ない日常だったけど、振り返ればやけにキラキラしてる思い出たち。

地元にいれば、続きに続いていくはずのそんな日々を自ら断ち切って、全く違う世界に飛び立った。孤独や希望や空虚なキラキラや思いを持った人に溢れた大都会に立っている。

「共通の知り合いがいない友達がほしい」って話を未悠がしていたんだけど、ああすごくわかるなって思った。知らない人ばかりのこの街だからこそ、誰かの知り合いとしての自分じゃなくて、お互いに自分と自分でしか語れない者同士で話したり友達になったりしてみたい。

今年はこっちで友達が増えると良いな。上京してから新しい友達ってなかなかできないから。行動しなきゃ。

今すごくこの本が読みたいって思っている。地元と東京の間にいる今の自分にはちょうど良さそうな本。