true harmony

短文文化のこの時代に、感じたこと、考えたことを徒然なるままに。

【LIVEレポ】RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO 2017

久々に行きましたライジング~~!! 以下ダイジェスト。(長いよ~)添付したテイムテーブルはチラ見含めて観たアーティストの一覧です☆(Taira-Crew除く)

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1日目

チャラン・ポ・ランタン

ちら見。フェスで見かけるの3回目。ももMCうまいよね。

LiSA

ヲタクがよく調教されていた笑 変なびよんびよ~んダンスさせられた笑

B'z

生B'z…!!稲葉さんの声は人間の一歩先を行った進化系生命体だった。MCが教祖みたいでネタなのかガチなのかわからなかった(笑)真理みたいな領域に到達した求道者ってみんなああなるのかなと考えてみたり。

Gotch & The Good New Times

ゴッチの踊りが可愛かった。でっかいステージにいても小さいステージにいても、その場にあった最高の空間をつくれるGotchの手腕。

The Back Horn

一日目のベストアクト!!新曲もカッコよかったし攻め攻めなセットリストで楽しかった~!ステージ上の熱量もすごくてめっっつちゃ熱かった!!ラストは刃。最後の大合唱まで含めて最高だったー。

SANABGUN.

岡崎体育待機のため最後の人間だけ。「トイレットペーパーで お尻を さぁ 拭いて 重い腰を上げて さぁ 布団へ帰ろうぜ」ってフレーズが頭に残る~。

岡崎体育

リハから曲やってくれました。開演前から人があふれすぎて過酷環境だった。岡崎体育って音楽とかLIVEが好きなんだなーっていうのが伝わってくるね。本編はLIVEを皮肉った悪ノリの繰り返し。「複雑すぎて真似出来ない手拍子」に「長過ぎて真似できないコール&レスポンス」とMCが楽しかったwアンコールの感情のピクセルはたぶん口パクだね(笑)

FRIDAY NIGHT SESSION

峯田が観たかったけど眠すぎて25時過ぎまでみて脱落。チバの圧倒的な存在感と色気漂う歌声かっこよかったー。SuchmosYONCEの25歳とは思えない堂々としたパフォーマンスを観て人として尊敬した。

2日目

SHISHAMO

2日目のはじまりはSHISHAMOスタート!練習をしっかりしていることが伝わってくる安定した演奏に冒険しない音作りで優等生なパフォーマンスでした。曲の構成も正攻法で生真面目なバンドなんだなーって思った。若手は正直LIVEが下手クソなバンドばかりだと思うんだけど、プロ意識を感じた。客を煽りまくる生意気なMCのちょっとイラッとくる感じがイイよね。 自分のことを歌っている訳じゃない物語調の歌詞は薄めでリアリティに欠けるけど、世間と距離感を自分たちの中でいい具合に取ってるのかなって。アラサーくらいになって自分のことを歌うようになって覚醒するのが楽しみなバンド。

フジファブリック

一昨年に続いてRAINBOWで拝見。山内の歌が年々進化してるのを感じた。2012年のライジングのSUN STAGE1発目がフジファブリックで、志村さんが亡くなって、ボーカルになったばかりの山内さんが羽根を頭につけて登場して来て虹を歌ったのが懐かしい。あの時はめっちゃテンション上がった!今回の虹もよかったー!!SURFER KING楽しかった。 ラストは「若者のすべて」。LIVEで初めて「若者のすべて」が聴けて、グッときた。今の演奏で聴けたのも最高で、情感たっぷり心に染みるパフォーマンスだった。曲の良さが引き出てたなー。こんな曲をつくってくれてありがとう志村さん。

長岡亮介

東京事変のギタリスト浮雲こと長岡さんのソロ!星野源さんのギターも長岡さんだからこの数年間でめっちゃ有名になった方だと思う。とにかく大人!って感じのパフォーマンス。ゆるさとエロさ。あんな大人になりたい・・・憧れた。

ヒグチアイ

TAIRA-CREWでまったりと。全身全霊を込めて歌う姿は説得力に富んでいて、何よりノスタルジックな歌声がすごく良かった。徐々に徐々に人が増えていったのは、きっと通りすがりの人が少しずつ集まってきたからなんじゃないかなーって思う。ライジングの雰囲気にもぴったりだったので、次はBohemian Gardenに出てほしい!23:40の方も観たかったなー。

ユニコーン

世界観に並びながら鑑賞。民生ソロはフェスで何度か観たけど酔っ払っていていつもまともに歌えてないんだけど。ユニコーンはしっかり歌っていた(笑)ABEDONのギターかっこよかったー。やっぱりバンドっていいなー。相乗効果でかっこよかったー。大人なオフザケも◎

尾崎世界観

俺の好きなイノチミジカシコイセヨオトメが聴けてご満悦。一曲目からボーイズENDガールズだったのもテンションがあがった~~~~。クリープハイプの曲のメロディーの良さを魅せつけられた!Red Star Cafeの周りに大量の人が集まっていた。

eastern youth

2日目の情熱枠はこちら。夏の日の午後はクッソ熱かったし、男子畢生危機一髪は言うまでもなく最高で、ラストの街の底の熱はすごかった。青すぎる空のイントロのギターが最高すぎてずっと頭の中でこだましていた。

MONOEYES

最後の3曲だけトイレに並びながら。」「明日公園で」「グラニート」とフェスで聴いたら最高であろう曲が聴けてよかった。細美さんの声の調子が抜群でめっちゃいい声だなーーーって思った。

The LowAtus

TAIRA-CREWに着くとTOSHI-LOWがロングステージを続行中。酔っていて陽気だった。(笑)それにしてもMCがうまい。到着したばかりの細美さんを半強制的にステージに上げて、Toshi-Low×細美さんでThe HiatusならぬThe LowAtusによるブルーハーツの青空のカバー!2人のコラボで大好きな曲が聴けて幸せ。

細美武士

細美さんによるアコースティック。ELLEGARDENMonoeyesの曲を披露。form theHiatusってタイムテーブルに書いてあったのにThe Hatusの曲はなし(笑)金星からはじまって、1曲ごとに一人ずつMonoeyesのメンバーが合流。後半は無茶ぶりでスコット・マーフィーが一人でアコースティックステージを担当させられて、美空ひばりさんの「川の流れのように」を熱唱。ちょうど聴きたいと思っていた曲を予想外にライジングでしかもスコットがやってくれて嬉しかった。 ラストはMake a wish…!今年で見納めのTaira-Crewのキャンドルライトに照らされた中でカクテルを呑みながら、合唱したMake a wishは多幸感にあふれていた。美しいう言葉がぴったりなステージだった。

きのこ帝国

23時から聴く真夜中のきのこ帝国。アップテンポな曲は一切なしで、眠気と気だるさがダウナーな体験。佐藤さんの声がシチュエーションにぴったりマッチ。あーちゃんのギターがきもちよかったー。大森靖子さんのバックバンドの時はハツラツ笑顔なあーちゃんだったけど、きのこ帝国では硬派でクールなプレイング◎最後は東京。国道スロープとか生で聴いてみたかったなー。

Suchmos

ソロ行動からの合流を兼ねて2,3曲ちら聴き。BODYがカッコよかった。若者たちによる堂々としたステージにやはり尊敬の意(笑)数年前のレキシか、それを超えるくらい人がめちゃくちゃ集まっていた。 この辺でSamuraiのスープカレーと豚汁を食う。

銀杏BOYZ

この1年で銀杏のLIVEを観るのは3回目?くらい(笑)ライジングでは「人間」スタートが定番だったけど今回は「光」スタート。光の激情感はすごい。銀杏が峯田だけになってからバンド感が減ったことが課題だったけど、観るたびにバンド感が増していって、この1年の中でベストアクトだった。若きメンバーたちがどんどん熱くなっていく変化を観てこれたのが大きかった。峯田のすごさを実感。人の心の中から情熱を引っ張りだす力量を持っている。メンバーへの影響力もそうだし、LIVEでお客さんがあんなにも熱くなってしまうのもその力の成せる業だなー。そしてとにかく懐っこいメロディー。最高! 若者たちからの駆け抜けて性春の流れは激アツだったし、(Zepp Tokyoの時は異常な盛り上がりの末に危険故に途中で曲を止める事故になっちゃって流れで聴けなかったから止まらなくてよかった。笑)夢で逢えたらは夏に聴いたらとってもピースフルで。ラストがぽあだむだったのが超うれしかった!!幸せでいっぱいな気持ちになる最高の演奏だった!

くるり

眠気が最高潮だった中でスローテンポな曲が続いてとにかく眠かった(笑)岸田さんもMCめちゃくちゃダルそうな感じでいやいや出勤したことを愚痴るサラリーマンみたいだった(笑)朝の5時頃にLiberty&Gravityで「ポンポンポンポンポポンポン」ってコールしてるカオスさ。やべえ奴らだよね。 アンコールは「ロックンロール」。この2日間で一番良かった曲はロックンロールだったかも。イントロのギターから最高の音で、空は曇っていたけど、朝日が登って明るくなった空の下で。歌詞もすごく良いし、人生を明るく照らしてくれるようで2日間楽しかったなーって噛みしめながら聴いていて泣きそうになった。トリを努めてくれてありがとう。くるり

くるりは全編通して演奏がとにかく良かったんだけど、功労者はサポートのクリフ・アーモンドのドラムプレーだと思う。過去に何度もくるりに参加していて、彼のプレーが土台となっていて中心にいる感じ。ロックを体現するプレーだった。そして、松本大樹さんのギターも超絶良い音を出していて。先月ゆるめるモ!のLIVEで彼のプレーを観たばかりだったから、でかいステージにいるのが違和感だった(笑) うまいとは思っていたけど、あんなにも良い音を鳴らす人だったとは…!!

総評

雨もたくさん振って会場は泥まみれで、夜はめっちゃ寒くて、サバイバルみたいな環境だったけど、そんな中でも音楽の力はすごくてずーっっと楽しかった2日間だった。ライジングはやっぱり最高のフェスだなー。終わりよければ全て良し。関東のRock in Japanとかにも行ってライジングが最高のフェスであることを確かめに行きたい(笑)

野外でオールナイトのフェスをやるって、終わった後も一日死体みたいになるし、スタッフさんの披露もすごいだろうし、出店出してる人とかもめっちゃきついだろうし、いろんなことの上に成り立っているフェスでみなさんの頑張りにただただ感謝。あ、カタリバのみんな、スープカレー麺おつかれさま!!美味しかったよ~。今年もありがとうございました。